山本亜希メンタルクリニックのブログ ~千代田区 九段下より~ 診療
当院では、初診の患者さんに医師の診察時間をしっかり30分確保しております。
そのため、誠に申し訳ありませんがお引き受けできる患者さんの人数に
制限が出てしまいます。
必要な方にできるだけスムーズにご受診いただけるよう
診察可能日の目安をご案内いたします。

急なキャンセルや変更などで空き状況は変化します。
最新の情報は診療時間内にお問い合わせください。




 ★皆様へのお願い★
2021年6月より診療体制を変更いたします。
詳細はブログ内【9年目を迎えた当院より、皆様に大切なお知らせ(2021.4.9)】をご覧ください。




★★★初診の方のご予約可能日の目安★★★

※こちらは、はじめての受診をご希望の方向けのご案内です。
ご通院中の方はこの記事下部をごらんください。




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★★★再診の方の混雑状況のお知らせ★★★


当院では開院以来、「お待たせしない 丁寧な診療」を目指し、完全ご予約制で診療をおこなっております。
現在、新型コロナウイルス感染症対策として、他患者様との接触を可能な限り少なくできるよう、今まで以上に予約管理を徹底しております。
医療機関の一員として、少しでも皆様の不安を取り除けるよう鋭意努力を続けてまいります。

 
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2028.01.01 Sat l 診療 l top
季節の変わり目、心身の不調の出やすい時期となりました。

このところ漢方薬での治療を希望して来院される方が
非常に多くなっております。

自分自身も、体調維持のために漢方薬を頼ることも多く、
その効果や利便性を強く実感しておりますし
一人でも多くの方に漢方治療の良さを感じていただけたらと願っています。

しかしながら、
「すべての患者さんを漢方治療のみで回復に導ける」
と考えている訳ではございません。

いわゆる西洋薬、
抗うつ薬・抗不安薬・睡眠導入剤・感情安定薬等による
治療効果にもめざましいものがあります。

お薬の特徴、メリットやデメリットを勘案し
もちろん患者さんのご希望も尊重しつつ
ベストな治療方法をご提供していきたいと考えます。

漢方薬を希望してご来院された患者さんに対しても

● 病状が重篤なとき

● 社会的機能に重大な支障を及ぼしているとき
             (会社に行けない、家事ができない等)

には、標準治療として確立された
西洋薬の処方をご提案することもございますので、
その旨、どうぞご了承いただければ幸いです。



2023.10.04 Wed l 診療 l top
2023年2月4日をもちまして
当院はめでたく開院十周年を迎えることとなりました。

何か言葉にしたくても胸の奥の方に詰まってしまい
なかなか的確に表現できそうにないのですが、

ひとつ確実に言えるのは
一人では絶対にこの日を迎えることができなかった、ということ。

当院に関わり力を貸してくださった全ての皆様、
治療先として当院を選び、信頼して通ってくださった患者さん達、
一緒に泣いたり笑ったりしながら支えてくれるスタッフの皆様、
温かく日々の生活をサポートしてくれる家族や親族、友人たち
医師としての私を育ててくださった先生方。

節目の日を前に、改めて心より感謝申し上げます。

日々誠実に目の前の仕事に向き合っていたつもりですが
「 もっとよいやり方があったのではないか 」
「 あの時ああしていたほうが良かったのではないか 」等々、
反省することも本当にたくさんあります。

また、開院以来 無病息災とはいえず
私自身のケガや病気、入院・手術などでご心配をおかけすることも何度かございました。

それでも、働くことを通じてたくさんの経験をさせていただき、
毎日「今が一番充実しているな」と思えておりますし、
十年前と同じように、いや、もしかしたらそれ以上に
情熱と意欲をもって日々の業務に取り組めていることがありがたいです。

これからも、全力で ( でも相応に経年変化した身体は労わりつつ )
真摯に日々の診療にあたる所存です。

皆様、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
2023.02.03 Fri l 診療 l top
わたしが診察の時に、
かなり頻繁に口にしているフレーズがあります。

「寝ること」
「食べること」
「楽しむこと」

この3つが回復力の3本の柱ですよ、と。

よく眠れない。
食が細くなる。
楽しいことに気持ちが向かなくなる。

こんな辛い状況が長期化すると徐々に心身が弱っていきますし
逆に、これらがバランスよく機能しているときは元気でいられるな、と
自分自身も実感しています。

コロナ禍で色々なことを我慢せざるを得なかった時期、
体調の問題で思うように動けなかった時期もありますが
好きなことがたくさんあるお陰で
この困難な時期にも心折れることなくいられたんだと思います。

今の私を支えてくれている大きな柱は、間違いなく「音楽」です。

高校生の頃からずっと好きなアーティストは佐野元春さん。

彼を応援するうちに、
ともに活動するバンドのメンバーの活動も応援したくなり
過去の音源を買い集めたりライブに顔を出したりしています。

そして、乗馬や旅行が思うように楽しめない時節柄
ひとりでも取り組める新しい趣味をもとうとギターを習いはじめて
見事にハマってしまいました。

どんなに短い時間でも頻繁に触ることが大事、と先生にご助言いただいたこともあり
今はクリニックにもギターを常備して昼休みの練習が日課となりました。

どうもBlogには長くて重い文章ばかり書いてしまうので
今後は少しずつ、大好きな音楽のことやギターのことを綴れたらいいなと思っています!
2022.10.25 Tue l 診療 l top
急激な世の中の変化に誰もが直面せざるを得なかった2020年が
間もなく終わろうとしています。

振り返れば、昨年の今頃は
今とは別の意味で心穏やかでない日々でした。

右膝の「離断性骨軟骨炎」の治療のために
1月から2月にかけ1ヶ月の間、仕事から離れる予定でしたので
入院の準備に追われつつ、
留守の間に皆さまにおかけするご迷惑を最小限にするべく
紹介状や治療経過のサマリーなど
手首が腱鞘炎になりそうな勢いで書類の作成に勤しんでおりました。

それでも。
どれだけ入念に準備をしようと
担当医が1ヶ月入院をすることが患者さん達に与えるインパクトは
ゼロにすることなど到底できるはずもなく。
院長が戦線離脱するクリニックを守るスタッフの皆様のプレッシャーもいかばかりであったことでしょう。

今でも申し訳ない思いでいっぱいです。

幸い、手術は成功して術後の経過も良好、
予定通りに退院して業務に復帰することができました。

主治医の先生、病棟の看護師さん、リハビリ室の皆様、技師さんやクラークさん達、事務スタッフの方々
また同時期に入院していた同志のような皆様には
本当によくしていただき
なんの不安も不満もない、安定した入院生活を送れました。
ただただ、感謝するばかりです。

久しぶりに自分が「患者さん」の立場におかれることで
医療の仕事の温かさ、素晴らしさを改めて感じることができたのも大きな収穫でした。

クリニックに戻ったあとも
たくさんのご心配、ご不便をおかけしたにもかかわらず
患者さん達に温かく迎え入れていただけて
お気遣いの言葉もたくさん頂戴しました。

皆さまから受けた優しさを、今度は私も別の誰かにきちんとお返ししていけたらよいな、
そんなふうに思っています。




退院後、身体の回復はすこぶる順調でした。
しかし、冬の終わりから私達をとりまく世界がみるみるうちに形を変え始めます。

新興感染症の蔓延による社会の変化、生活の制限、娯楽の喪失、
人々の絆の分断。

こんな残酷な世の中でコンディションを保つことは容易ではありません。
辛い思いを抱えている患者さんに対して
自分が医師として十分な対応ができていないように感じられ、
今年の春から夏にかけては
自分の心も激しく右往左往していました。

目の前の患者さんの苦しみを和らげ、安心感を持ってもらえるように伴走するのが
医療の大切な役割だと
これまで信じて疑っておりませんでしたが
「こんな過酷な状況で私が手伝えることなど何一つないのではないか」
と、無力感が日に日に大きくなっていたのです。

大切なものとのかけがえない時間を奪われ
経済的な不安を抱え
未来への希望を見失っている方々に寄り添っていくには
わたしはあまりに未熟で力不足でした。

一介の町医者にできることなど
決して大きなものではございませんが
「一隅を照らす」という気持ちで
目の前の患者さんに対してはいつも真摯に向き合ってきたつもりです。

ところが、このコロナ禍で
多方面から急激な変化が起こり、先の見えない状況が数ヶ月に渡り続き
目の前が真っ暗闇すぎて
「なにをどう努力しようと、もう光など差してこないのでは…」
そう感じてしまい、何度も気持ちが萎れかけました。

そんな時、私を引き上げてくれたのは
入院生活で得た医療への思いや
待っていてくれた皆様の温かい言葉でした。

膝にメスが入った直後は、腫れるし熱は出るし
足を真下に下ろすと下半身に激痛が走り
脚がしびれてしまい、椅子にも5分と座っていられない状態でした。
そこからわずかひと月足らずで、自分の足で立って歩いて家に戻れたのは
「たくさんの方が自分の帰りを待っているのだから
早く元気になりたい」という強い願いや
自分自身の身体の回復力があり、
それをうまく引き出すような適切な治療とケアを提供していただけたからに他なりません。

「回復したい」という患者側の願い。
「よくなるためのお手伝いをしたい」という医療者側の願い。

この二つの望みが両方バランスよく循環して
医療は初めて成り立つもの。

医療者側が勝手に絶望して未来を黒く塗りつぶしてしまい
患者さんの願いに寄り添うことができないなんて
大変に失礼なことだと気づいてからは

今は先が見えなくても、
前を向いて、一歩ずつでも進んでいこう。

そう思えるようになりました。





なんだか、どんなに推敲しても
ちょっぴり湿っぽい文章になりお恥ずかしいです。
これも今の自分の偽らざる気持ちなので
ひとまずはこのまま綴っておきます。




困難な状況はまだまだ続きそうですが

どうぞ皆さま、
「正しい知識をもって、怖がりすぎず、油断しすぎず」
リスクとベネフィットのバランスのとれた冷静な行動をおとりください。

ひとりひとり、できることを積み重ねて。
次のお正月は気兼ねなく大切な人と笑いあえる、
平和な日常が戻りますように。

今年一年、ありがとうございました。
皆さまどうぞ良いお年をお迎えください。
2020.12.31 Thu l 診療 l top