山本亜希メンタルクリニックのブログ ~千代田区 九段下より~ 診療
4月からの診療報酬改定で、処方箋の電子化が解禁されます。
病院やクリニックからデータの形で調剤薬局に情報が流れる仕組みが整備されれば、
患者さんの待ち時間短縮に大きく貢献するものと期待しています。

このような、利用する皆さんの利便性向上につながるサービスがもっと盛んになればいいのになと
願っています。

当院では、患者さんの貴重な時間を大切に使っていただくために
電子カルテの導入、予約制による運営など様々な工夫をしておりますが
残念ながら調剤の待ち時間はいまだ憂慮すべき問題です。

現状でも、処方箋を薬局へFAX送信して
事前に調剤を依頼するサービスや
画像データを送信し、調剤が済んだらメールでお知らせしてくれるサービスなどもございます。

後者は、先日私自身が利用してとても便利でしたので
次回の更新で、具体的に御紹介してみようと思います。

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2016.03.01 Tue l 診療 l top


診察室の窓からは、靖国通りの銀杏並木、日本武道館の屋根、靖国神社の鳥居が見えます。

患者さんに少しでもリラックスして過ごしていただきたくて、この物件をお借りしました。
診察室を窓のない小さな、取調室のような空間にはしたくなかったのです。

左側に見えている歴史のある建造物は九段会館。
取り壊し、高層ビルへの建て替えの予定があったものの保存を望む声も強く、現時点では閉館時の姿がそのまま残っています。



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2015.12.06 Sun l 診療 l top
千代田区・九段下駅から徒歩30秒、
雨の日や寒い日でも通院便利な女医によるメンタルクリニックです。

当院は、九段下のみならず飯田橋・神保町からも徒歩圏内でして、
アクセスの良さから、都内のみならず関東一円からご来院いただいております。


■ 千葉

千葉(JR総武線)- 錦糸町(半蔵門線) - 九段下  53分

東葉勝田台(東葉高速鉄道) - 西船橋 (東西線) - 九段下 51分


■ 神奈川

横浜(JR横須賀線) - 東京(東西線) - 九段下 46分


■ 埼玉

春日部(東武伊勢崎線) - 押上(半蔵門線) - 九段下 64分

大宮(JR湘南新宿ライン) - 新宿 (都営新宿線) - 九段下 51分

浦和(JR湘南新宿ライン) - 新宿 (都営新宿線) - 九段下 45分


■ 東京

上野(銀座線) - 日本橋(東西線) - 九段下 16分

品川(JR横須賀線) - 東京(東西線) - 九段下 24分

渋谷(半蔵門線) - 九段下 11分

新宿(都営新宿線) - 九段下 8分

池袋(有楽町線) - 飯田橋(東西線) - 九段下 19分

2014.01.28 Tue l 診療 l コメント (0) トラックバック (0) l top
精神科の医療機関に近寄り難い理由をリサーチしてみると、社会的条件、偏見を別にすると、

1)睡眠時間を削って仕事をして、体調を崩しているのに、平日昼間、オフィスアワーに時間がとれない。

2)クリニックにいっても、長時間待たされる。

3)クリニックの待合室の雰囲気が悪い

4)診療時間、診察時間が短い
 
いうことがわかりました。

1)については、もっともで、
診察の中で話を伺っても強く思うことでした。
医師の自分が体調を崩しても、平日昼間に1日休んで病院にいくには相当の覚悟がいります。
結果こじらせることもわかります。

なので、残業、休日出勤が苦手な私ですが、一大決心をして、
夜7時まで受け付け、日曜診療を最初から選びました。

2)については、
予約制を導入し、
忙しく働く方の貴重な時間をできるだけ無駄にしない、
お待たせしない診療をめざすことに決めました。

診療時間が前後するのは当たり前、待たせて当たり前、という医者本位の風潮が
すくなからずあることは、
「初期の段階で適切な治療を受ける」ことを妨げる要因のひとつになっているように思えてなりません。

開業時に読んだ書籍には、
「待たせないと患者さんがありがたみを感じないから、
来院した方を必ず待たせてから診察室に入れるべき」という
トンチンカンな記述もありました。

また、診療科の特性上、体調を崩して通えない、キャンセルが一定数はかならずあるので、
それを見込んで、オーバーブッキングをする。だから待たせるという運営をする医療機関もあるようです。

しかし、初期段階で治療のモチベーションを持続していただくためには
このような仕組みは患者さんにとり、決してプラスには働きません。

ですので、ここは、診療効率を悪化させることになったとしても、
お待たせしない診療を目指すという覚悟を決めました。

3)待合室に関しては、これも私の強い思いがある場所ですので
後日改めてここでお話したいと考えております。

4)患者さんの診察に要した時間が5分でも、20分でも、
保険診療では医療機関の収入はまったく変わりません。

全国共通で、都市部でも、田舎でも、医師の経験や能力が異なっても、同じ診療報酬です。
必要、医院の経営を考えれば、20分診療するよりは、回転を良くして、1時間に@人診療しようというようになります。
補助者に話を聞かせて、形式的に医師が診断するというクリニックもあります。

良し悪しは、患者さんが選ぶことですが、
私は、自分できちんと話を聞いて、自分で判断して、患者さんを治療したいと考えています。
そのためには、どうしても初診で30分、再診でも10分は必要です。

本当は、完全に自費で診療をしたいと思っていますが、まだ先のことになると思います。
2013.12.23 Mon l 診療 l コメント (2) トラックバック (0) l top
今日は、11月だというのに春のような陽気で、市ヶ谷駅からクリニックまで歩いて通勤しました。
靖国神社では七五三の参拝客や、青空骨董市のためか賑わっていました。

さて、私どものクリニックでは、
「働くひとのために」「またせない丁寧な診療」を開院以来、ずっと心掛けて、続けています。
これには、私の強い思いがありますので、ちょっと説明させていただきます。

私は大学卒業後、開業するまで、精神科医として
大学病院を一か所、専門病院を二か所、小規模の街の精神科診療所を数か所、
都合12年間勤務して、多くの経験を積んできました。

大規模な専門病院、地域のクリニック、精神科の診療所とそれぞれ特色はあるのですが、
共通していたのは、社会保険診療中心での運営であることから、
どうしても、診療効率、回転をよくして多くの患者さんを診る必要があるということです。

これは、日本の現在の医療の在り方として主流なのですが、
患者さんのこと、特に社会、日本を支えている「働く人」、
激務の中で体調を崩して、その中、忙しい時間をどうにか都合して来院していただく方にとっては
良い仕組みとは思えませんでした。

病院、診療所経営からすれば、診療効率、回転を良くしなければ医療提供自体ができませんから、
どうしても患者さんを「待合室に長時間待たせる」、「短時間の診療」に傾きがちです。

このようなシステムの中では、私が目指す医療、「働く人のために」役立ちたいという医療を
多くの方に安定して提供することは、非常に困難です。

当職のような駆け出しの青二才がいうには、すごく尊大な言い方ですが、
初期の段階で適切な治療を受けて、こじらせなければ長期化しなかった、悪化しなかったと思う(後から見ればですが)症例に多く触れるにつれ、この思いはとても強くなりました。

既存の枠組みの中では、自分の理想とする医療を実践しにくい、
それを変えるには、自分が自分の責任でやらなくてはならないということに気が付きました。
これが、開業を決意したきっかけです。

精神科医として、医師になり、多くの患者さんに接してきた専門医として、
けっして差別するつもりはないのですが、精神疾患患者に対しての偏見や差別は残念ながら、社会の中にあります。

それが、精神科に通院する障害にもなっていること、
またそれにより適切な治療を初期の段階でうけることが阻害されている事実を自覚し、
なんとかしなければならないと強く思いました。

(以下、もう少し続きます)
2013.11.17 Sun l 診療 l コメント (0) トラックバック (0) l top